【に】
294 煮え湯を飲まされる
(にえゆをのまされる) ・信用していた者に裏切られてひどい目にあう。 :飼い犬に手を噛まれる
295 逃がした魚は大きい
(にがしたさかなはおおきい) ・手に入れそこなったものは得がたく立派なものに思われる。 :釣り落とした魚は大きい。
296 苦虫を噛み潰したよう
(にがむしをかみつぶしたよう) ・ひどく不愉快そうな顔つき、にがりきった顔つきをするのにいう。
297 憎まれっ子世に憚る
(にくまれっこよにはばかる)
298 二兎追う者は一兎も得ず
(にとおうものはいっともえず) ・同時に二つのことをしようとする者はどちらの成功も得られない。 :虻蜂取らず ⇔一石二鳥、一挙両得
299 人間万事塞翁が馬
(にんげんばんじさいおうがうま) ・人間の禍福は変転し定まりないものだというたとえ。 :禍福は糾える縄の如し