ねころんで 書よむ人や 春の草
菜の花や 小学校の 昼げ時
島々に 灯をともしけり 春の海
心よき 青葉の風や 旅姿
若鮎の 二手になりて 上りけり
枝豆や 三寸飛んで 口に入る
夜更けて 米とぐ音や きりぎりす
柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺
病室の 暖炉のそばや 福寿草
をとゝひの 糸瓜の水も 取らざりき
桐一葉(ひとは) 日当りながら 落ちにけり