菅原道真
東風吹かば 匂いおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ
さくら花 ぬしをわすれぬ ものならば 吹き来む風に 言伝てはせよ
君がすむ 宿のこずゑの ゆくゆくと 隠るるまでに かへりみしやは
みちのべの 朽ち木の柳 春くれば あはれ昔と 偲ばれぞする
あしびきの こなたかなたに 道はあれど 都へいざと いふ人ぞなき